前回お話した Srilanka Ayurveda EXPO 2015 http://kinuko.blog.jp/archives/65866910.html
から変わり、たいへん重い雰囲気の写真ですが、、、
Ayurveda Symposium の会場です。
EXPOと同じ建物BMICH内にて開催されました。
インド、そして翌年スリランカと毎年両国の政府とアーユルヴェーダ医師によって開催されるシンポジウム。
アメリカでも欧州で開催されるシンポジウムと異とは異なるイメージがあります。
両国から優秀なアーユルヴェーダ医師達が毎年行き来し行われるこのシンポジウムは
常にアカデミックな雰囲気に包まれています。
このアーユルヴェーダ医師達は実際にインド、スリランカでアーユルヴェーダ医療に現役で携わっている医師で
もあります。
一般市民によって賑わったEXPOとは異なり、聴講を許されるのはインドとスリランカのアーユルヴェーダ医師。
部外者の聴講は許されていません。
以前はBMICHの敷地内に伝統的建物を作りその中で行っていましたが、
今回はこのような議席にて様々な討論が行われました。
写真が良くありませんが、メインゲストスピーカーは中国北京大学院にて教鞭をとっていらっしゃる、
医学博士を始め
お隣インドからも著名であり、驚きの臨床結果を持つ博士たちが集まり、濃い2日間を過ごしました。
漢方に関し、アーユルヴェーダに関し、世界をとりまくホリッスティック医療に関し、又その未来の展望、
様々な臨床、研究情報、激しい討論、質疑応答。
自国では2年に1回、大規模なシンポジウムです。
皆、知りたいことに関し貪欲に食いつきます。
近年、スリランカと友好関係のある中国ですが、ここには全く政治的関連性はなく、
世界中で研究発表や講演に招待されている博士から詳しく漢方に関し学べるご縁をいただきました。
インドで開催されるときは存じませんが、スリランカで開催されるときはいつも
学生のような純粋なまなざしで、
今必要な知恵を様々な経験や知識から与えてくれる博士を世界中からお呼びしています。
アーユルヴェーダは偉大な学問でもあり、人間の基礎となるもの・・・
皆さんの真剣な顔から何か感じるものはありますか?
アーユルヴェーダ医師たちは、この世界中を取り巻く大量消費時代に危機感をもっているような、、、、、
私もアーユルヴェーダのアプローチというのは永続的にあらゆることをするものだとも考えています。
詳しいシンポジウムのお話は10月・11月の講座
「いのちを強化するハーブの使い方」
http://kinuko.blog.jp/archives/65865920.html
にて報告しますね。
シンポジウムのお話少しでゴメンナサイね。
講座にて是非お会いしましょう!