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呼吸法の練習
最初は「呼吸に意識を向ける」「ゆっくりと吐く」ということです。

呼吸は休むことなく続けられているので、普段は意識することがないですね。

でもその自分の呼吸に意識を向けることが第一。

意識を向けた時から呼吸はゆっくりとなっていきます。

そして次は「ゆっくりと吐く」ということを心がけて、
「深い呼吸をする」というステップにあがります。

皆さんもよく知っている呼吸法に「深呼吸」があります。

深呼吸は息を吸ってから吐いているでしょう?

それでは本当に深い呼吸にはならないです。


チベット体操では、まず肺の中に入っている中途半端な空気を吐き出します。

汚れた空気いったん吐き出してから、ゆっくりと新鮮な空気を肺の中に取り入れることで深い呼吸になります。

その息を吸う時に胸を広げるようにして、チベット体操の2番目から5番目まで目線や頭の動きを守ります。

この「呼吸に意識を向ける」「ゆっくりと息を吐く」という二つは、
いつでもできる日常的な訓練なので、習慣として身につけてほしいです。