1600年後半、チベットのルクハンの寺で、チベット僧侶たちが“”108の動き“”(体操のようなもの)を教義の一つとして練習していました。
それは長い間、チベット僧侶達の間だけで行われていましたが、一連のある“”5つの基本動作“”を抜粋し、シンプルで効果的な「5つの儀式」としたものが、1939年に書かれた本「若さの泉 チベット体操」(著・ピーターゲルダー)として紹介されました。
簡単な“”5つの儀式“”であるという点で、現代人の興味を引きました。
当会TibeYOGAでは「5つのチベット体操」「チベットの呼吸法」「チベットの瞑想法」「チベットの真言(マントラ)」そして、「5つのチベット体操 他、108のチベットヨガ(文章前半に108の動きのようなものと説明した体操」もみなさまに体験いただける、クラスです。
【歴史】
このチベット体操、“”ヨガの原型“”や“”ヨガと似ている体操“”と巷でいわれております。
現在、ヨガはハタヨガを主流とし、全身を使った色々ないろいろなポーズをとる“”ストレッチ“”と認識される方が多いようです。
ハタヨガの“”ハタ“”の本来の伝統的な意味は、永遠の平和を根源とするヒンドゥーヨガ哲学のことで、このヨガが3000年ほど前にチベットに伝わりました。
ひとつのポーズを数秒間キープするのがハタヨガですが、
チベット体操は“”呼吸と連動させた体の動き“”を強調しています。
約、2500年前、ルクハンの寺の壁画に描かれた108の動き(チベットヨガ)はチベット僧侶達によって実践され、後世に伝わりました。
何をもとに、チャクラを意識した“”5つのチベット体操“”がここまでシンプルに構成され、チベット僧侶達の教義として、チベットの叡智がこの体操に凝縮されたかは不明ですが、2000年以上も変わらない形のまま、現代に引き継がれています。
(そのためヨガの原型と呼ばれることがあるのでしょう)
・・・TibeYOGA主宰者 加藤絹子より・・・
チベット体操のレッスンは、息(呼吸法)から始まります。そして、当クラスは、身体の丹田を意識した肉体づくりを基礎としており、"ストレスに負けない″‶自分軸のとれた精神″を作る上でも有効と13年の指導歴から感じています。ダイエットのためのハードなエクササイズ、間違ったストレッチは筋肉や腱を痛めてしまいます。もともとミュージカルの舞台から始まった私の経験と解剖学に基づいた独自のメソッドは心身を輝かせ、美しいボディーへ近づく近道と参加される皆様に定評をいただいております。
チベット体操(当会TibeYOGA)のスタイル
o 自分に合った練習方法
個々にある身体の状況と、それぞれに適した練習方法、目的に応じた練習方法によって、より効果的な体の機能や運動方法を知り、新しく生活の中での方向性や、可能性に向かって歩みだす、良い方向に導く為のプログラム作りと実践を行います。
・日本人の為、海外出身の方へのチベヨガ
男女、年齢、国籍を問わず、日々の生活をより充実させるための技法としてチベット体操 チベットヨガなどの練習を行うことを目的とします。個々の持つ生活様式と習慣、物事の価値観に合ったチベット体操の考え方とその実践方法を実践します。
個々の個性を大切に、男女、年齢問わず、社会の中で活躍する、家庭の中で活躍する、世界中の人に向けて、形やルールに捕われず、様々な生活様式や習慣、個々のライフスタイルに適した練習方法を提唱しています。
【プログラム】
チベット体操 1番目〜5番目 (神経浄化・生命力を高める・免疫力をつける)
チベット体操 6番目 (免疫力)
チベットヨガ11種類 (新陳代謝を上げる・柔軟性を高める・身体の動かし方を知る)
チベットヨガ5種 Loosing TibetanYoga (身体治療・関節に関し)
チベットヨガ8種 Purifying TibetanYoga(心身浄化・神経浄化)
チベットヨガ5種 Controlloing energy Chacras(神経浄化・心身浄化・生命力を上げる・免疫力を上げる)
目的別‐5種類のチベットヨガ
【1st】初級(身体治療・神経浄化)
【2nd】中級(自己免疫を開発する)
【3rd】中級(安定した力・心の柔軟性・浄化のシステム)
【4th】中級(創造エネルギーの開発)
【5th】上級(自己の内なる神性の発見)
Vajira Wave TibetanYoga (流れる呼吸とアーサナ)
五大元素の呼吸法
Rhythmic 呼吸法 (ハーモニーとバランスを生む)
戦士の呼吸法
戦士のマントラ
チベット体操の指導者を目指す方への各種養成講座プログラム
各レベルや目的に応じたチベット体操指導者養成/ワークショップ/ブラッシュアップも実施しています。
*参考文献 American fitness magazine